PREVENTIVE

予防歯科・定期健診

PREVENTIVE

予防歯科を始めて25年。
なぜ予防歯科を始めたのか?

私は口腔器官の役割は大きく分けて3つあると思います。
一つ目は栄養を摂る為、二つ目は呼吸(これは小児にも当てはまります)しやすくする為、三つ目は顔貌の成長の為、これらを維持するためには健康な歯牙が必要です。
海外では医療は基本的に保健診療が無いため自費治療になります。そのために歯科医療に対する意識が非常に高く、定期健診、定期予防は当たり前になっています。
日本は皆保険制度がありこれは非常に良いものと思います。歯科医療にもSPT(定期的歯周病安定期治療)、歯肉炎重症化予防処置、むし歯予防処置等がありますので是非受けていただきたい処置です。

また当院では衛生士はルーペ使用して口腔ケアを行っています。
口腔ケアの質を落とさないよう毎月一回は外部講師を招き衛生士の指導をしています。

根管治療

当院では歯根(根の治療)にこだわっています。
どんなに高いセラミックを入れても根の治療が上手くいっていなかったら2~3年で再治療になります。
せっかく入れたセラミックも外さないといけません。
セラミックも永久ではありませんが7年前後は持ってもらいたいと思っています。
そのために当院ではドクターはどのような処置も8~10倍のルーペを使用しています。
また、マイクロによる処置も行っています。

定期的なお口のケアは
とても大切です。

歯周病治療とは

歯周病は歯周病菌による感染症です。
口腔ケアのところで書いてありますがお口の病気は環境によるものが多いです。歯周病菌も多かれ少なかれ存在します。
当院では先ず口腔内の環境を調べるために口腔内写真、顕微鏡検査、ポケット検査、食事アンケート、歯周病菌PCR検査などを行います。
何のために行うかと言うと、これらを行うことで将来の予想ができます。そして患者さん自身に今の口腔環境に気付いていただきます。
今後の治療の提案をし、いかに少ない状態にするかが大切です。

予防処置の種類

予防治療の基本は歯の表面に汚れを残しておかないことです。そこで、歯磨きなどの普段からのセルフケアが大事です。
しかし、死角になって取りにくい箇所もあるので、歯科医院でのプロフェッショナルケアと組み合わせ、取り残しがないようにしましょう。
この部分を歯科衛生士が専門的な機械を使ってお掃除するのがクリーニング(PMTC)です。

プロフェッショナルケア

毎日のブラッシングは重要ですが、個人でどんなに丁寧に磨いても、磨き残しをつくらずに完璧にクリーニングするのは困難です。
そこで歯科医院では、専門家が専用の機器を使用して行うクリーニング「PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)」をご提供しています。

セルフケア

ご家庭で行うセルフケアでもっとも重要なのは、ブラッシングなどによって虫歯や歯周病を予防するプラークコントロールです。
歯並びやお口の状態は一人ひとり異なりますので、効果的なプラークコントロールを行うためには自分自身のお口に合ったブラッシングを継続することが大切です。

虫歯予防は0歳からはじめよう

ムシ歯が大きくなると、冷たい物がしみたり、食事する度に痛くなったりさらには何もしなくとも痛み出したりします。
こうなると神経を取る治療が必要になります。痛みは止まりますが歯の中に栄養が行かなくなりますので歯がもろくなりますので全体をかぶせることになります。
一つの歯の治療が終わるまで5~6回通院が必要になります。
また神経が無くなると血管も無くなりますので歯の中の栄養も無くなるため歯の寿命は確実に短くなります。
その為当院では深いむし歯の時にはレーザー殺菌処置、ドックスベスト(抗菌剤)などを使用し出来るだけ無菌化して神経を温存するようにしています。

POINT

PMTCをおすすめする理由

定期検診では当院でのプロフェッショナルケアと、自宅で行うセルフケア両方を行って頂くようお伝えしております。
セルフケアだけでは歯垢や歯石は完全に取り除くことができません。
定期的にPMTCや口腔内検査を受けて頂き、虫歯や歯周病を予防します。

  • フッ素塗布
  • ブラッシング
  • カリエスチェック
  • スケーリング

患者様一人ひとりによって、口腔内の状態は違いますし、虫歯のリスクの高い人、歯周病のリスクの高い人など様々ですし、生活習慣も違います。
ですので患者様のリスクを検査で判断し、生活習慣も加味し、一人ひとりにあったセルフケアの方法を提案させて頂いております。

正しいブラッシング方法

0~3歳までの歯磨きポイント

小さなお子様は歯を磨くという行為に対して嫌がらない工夫をしてあげることが大切です。
ですから、笑顔で優しくマッサージをするように歯磨きをしてあげることが大切になります。

4~8歳までの歯磨きポイント

そろそろ大人の歯が生えてくる時期になります。
この時に乳歯にむし歯があると、キレイに生え揃わないことがあります。
今までと異なり、奥に大人の歯が生えてきますので、今までよりもブラシの先が届きにくく、また、歯の噛み合せのミゾは細かく狭い為に磨きにくくなってきます。

9~12歳までの歯磨きポイント

歯と歯の間や奥のミゾに磨き残しがないか確認してください。
自分でキチンと磨けたつもりでも、磨き残しがあるかもしれません。
テスターという磨き残しを赤く染め出すものもありますので、ご利用ください。
寝る前の歯磨きを習慣にしてください。

ENTRY

当院は歯科標準化機構に参加しており、専門的な勉強をしていただけます。
歯科医師は3〜5年で開業レベルまで習得できる研修を受けていただけます。